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ロード島の要塞(1961) IL COLOSSO DI RODI [イタリアの人々]

上映時間131分:制作国イタリア / スペイン / フランス
監督:セルジオ・レオーネ
製作:チェザーレ・セッチア、エデュアルド・デ・ラ・フエンテ
脚本:エンニオ・デ・コンチーニ、セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・マルチーノ、ドゥッチオ・テッサリ
撮影:アントニオ・バレステロス
音楽:アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ
***
出演:
ダリオス(アテネの勇敢な戦士) : ロリー・カルホーン
ディアラ(カレーテの娘) : レア・マッサリ
ペリオクレス(反政府軍のリーダー) : ジョルジュ・マルシャル
タール(ロード島宰相) : コンラード・サルマルティン
ミルテ(反政府ゲリラの一員) : メーベル・カー
リシポ(ダリオスの伯父) : ホルヘ・リガウド
セルセ(ロード島国王) : ロベルト・カマルディエル
カレーテ(巨像の建築家) : フェリックス・フェルナンデス
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舞台は紀元前280年、だそうです。
世界の七不思議のひとつ、ロードス島の巨人像がモチーフ。
主人公は、アテネの勇士、ダリウスさん。映画では「ダリオ」と呼ばれてましたが。
演ずるは、ロリー・カルホーン、何だか宝田明が白人になったみたいな・・・
代表作は、無し。
ハリウッドでは、色悪というか、ハンサムな脇役というのがポジション。
39歳、俳優としては脂がのっとるはずなんですがね。
この映画では、文字通り「女の尻を追って」います。
イタリア人の脚本だからね。
ヒロインは、レア・マッサリ。28歳。こっちの方が格上かな。まともな映画に出てるし。
よく分からない性格をしています。
副ヒロインは、メーベル・カー。27歳。カルホーンを誘惑しますが、
カルホーンは見事にひっかかります。
ほんとは金髪らしいですが、映画ではブルネットです。
イタリア人は、黒髪が好きなのか、マッサリとの差別化か。
***
いわゆるマカロニ史劇というやつで、マカロニウェスタンが作られだす数年前に
大量に作られた古代ものの一つ。
スティーヴ・リーヴスが出たヘラクレスものが走りですね。
***
この映画は、ひどい。無駄に長い。
金はかかってるみたいで、モブシーンも多いし、セットもまあまあ。
お話は、意味がわからない。
暴君が支配する島らしいんだが、暴君ぶりが伝わらない。
反乱を起こす側も、奴隷にされてるわけなんだろうけど、
拘束されてない奴も結構多い。
王を裏切る宰相がフェニキア人を引き入れて、王の軍隊と反乱軍と
三つ巴になるわけだが、展開が分からない。
そこに、地震が起こって、さらに訳がわからなくなるというカオス。
10点満点で3点かなあ。



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