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ギャラクシー・クエスト(1999) GALAXY QUEST [アメリカ人のメンタリティー]

上映時間 102分
製作国 アメリカ
監督:ディーン・パリソット
出演
ティム・アレン=タガート艦長(マイケル・ネズミス)
シガニー・ウィーヴァー=マディソン中尉(グウェン・デマルコ)
アラン・リックマン=ドクター・ラザラス(アレクサンダー・デイン)
トニー・シャルーブ=技術主任チェン(フレッド・クワン)
ダリル・ミッチェル=ラレド(トミー・ウェバー)
エンリコ・コラントーニ=マセザー、以下 サーミアン人
ロビン・サックス=サリス
パトリック・ブリーン=クエレック
ミッシー・パイル=ラリアリ
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言うまでもなく、「スタートレック」のパロディーですが
そうと知らなくても面白い、というか、いわゆる「お約束」映画です
最大のお約束は、突っ込まない!こと。もともとシリアスなSFじゃないからね
***
驚いたのは、シガニー・ウィーバーが、お色気路線なこと。50歳ですよ。
自分のキャリアを踏みにじるような役ですな(ほめてます)
アラン・リックマンも同じですね。なんか、本気でやってます。
劇中、「もとはシェイクスピア俳優だったのに」とボヤくところが笑える。
全体が、シャレでやってるような映画なんですが、
終盤から、これもお約束の、全員が本気になって立ち直り、友情を回復し・・・
というところは、さすがです
ネバーギブアップ、ネバーサレンダー

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遠い喇叭 (1963) A DISTANT TRUMPET [西部劇]

上映時間 115分
製作国 アメリカ
監督:ラオール・ウォルシュ
原作:ポール・ホーガン
音楽:マックス・スタイナー
出演
トロイ・ドナヒュー ⇒ マット・ハザード少尉
スザンヌ・プレシェット ⇒ キティ・ウェアリング(ウェアリング中尉の妻)
クロード・エイキンス ⇒ シーリー・ジョーンズ(悪徳商人)
ジェームズ・グレゴリー ⇒ クァイント将軍
ダイアン・マクベイン ⇒ ローラ・フレリーフ(将軍の姪、少尉の恋人)
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典型的なハリウッド西部劇です
猛烈な御都合主義で、ハッピーエンド。ラオール・ウォルシュだからね
展開もダラダラで、御都合主義のおかげで、ラストももたれる。
まあ、10点満点で5点かな。

ドナヒューは、27歳で金髪で碧眼で長身でハンサムで、俳優人生の絶頂だったんですが
この映画の後で、急降下しました。
この映画では、健康な正義感あふれる青年役で、ガラに合ってたんだけどね
スザンヌ・プレシェットは、ドナヒューより一つ年下なんだけど、老け顔ですね
***
さて、昔ながらの騎兵隊もので、辺境の砦を舞台に
インディアンと戦うわけなんですが
結構、残虐シーンがあります。インディアン側で3つ、騎兵隊側で1つ
後年のマカロニ・ウェスタンに影響を与えたか?
***
好青年のドナヒューなんだけど
驚いたのは、「女たらし」という設定で、つきあった女の写真を何枚も持ってたり
上司の奥さんを平気で口説いたり
異色西部劇ですな。
一本気でウブな設定の方が、映画として良かったと思うな
***
戦闘シーンは、大規模です。お金がかかっています
騎兵隊もインディアンも各200人はいます
インディアンは、例によって裸馬に乗っていますが、本当にそうだったのか。
騎兵隊は、騎馬戦闘ではピストルが武器なんですが、
射程からして当たりそうな気がしないし、タマは何発入っているのか?
で、下馬戦闘では下士官以下は、ライフルを使ってますが
将校は、ピストルです。たぶんウソだなあ。
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イコライザー (2014)  THE EQUALIZER [アメリカ人のメンタリティー]

上映時間131分 製作国アメリカ
監督:アントワーン・フークア 製作:トッド・ブラックほか
脚本:リチャード・ウェンク
出演
デンゼル・ワシントン = ロバート・マッコール、ホームセンターの従業員
マートン・ソーカス =  テディ・レンセン、ロシア系マフィアの殺し屋
クロエ・グレース・モレッツ = テリー(アリーナ)、ロシア系の娼婦
メリッサ・レオ = スーザン・プラマー、ロバートの友人
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「マグニフィセント・セブン」の2年前、デンゼル・ワシントンが60歳の時の映画
2018には続編ができた! というか、この映画を見ると、続編作るだろうなあ と思わせる

カタルシスを感じさせる映画ではあるんだけどね

いかにもアメリカ人が好きそうな、勧善懲悪もので、
主人公は、もう老人に近い年齢で、穏やかに質素に暮らしているが、
身近な人がマフィアや悪徳警官に脅かされると・・・
最後にモスクワまで行っちゃうあたりは、やりすぎ
活動するスケールを 小さくして
身近な人に気づかれない範囲で、事案を解決する
という方が、脚本的に優れてるんじゃないかなあ


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大砂塵 (1954)  JOHNNY GUITAR [西部劇]

上映時間109分 製作国アメリカ
監督:ニコラス・レイ 原作:ロイ・チャンスラー
脚本:フィリップ・ヨーダン 音楽:ヴィクター・ヤング
出演
スターリング・ヘイドン:ジョニー・ギターことジョニー・ローガン、元ガンマン
ジョーン・クロフォード:ヴィエンナ、酒場の女主人
スコット・ブラディ:ダンシング・キッド、流れ者4人組のリーダー
マーセデス・マッケンブリッジ:エマ、地元住民の女リーダーで兄を駅馬車強盗に殺される
ウォード・ボンド:地元のボス
アーネスト・ボーグナイン:キッドの仲間
ジョン・キャラダイン:ヴィエンナの店の使用人
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ジョーン・クロフォードは、このとき49歳
なんだか 美空ひばり が外人になったみたいな
ヘイドンは38歳、ブラディーは30歳、マッケンブリッジは38歳・・・
まあ、クロフォードのわがまま映画だったんですかねえ
監督のニコラス・レイは駆け出しだったようだし
クロフォードは、いろんな色の衣装を着て出て来るし
唐突にピアノを弾くし、好きなようにやってます
ここらへんが、伝説のカルト西部劇なのか
***
一方、ブラディーとヘイドンでは、ブラディーの方が ハンサムで押し出しがいい
ヘイドンは、何だか リチャード・ギアみたいな でくの坊風です
結局、ヘイドンには、見せ場がちょっとしか無いし、
ブラディーに至っては、まともにガンファイトしていない
何しに出てきたか分からない
***
やっぱりすごいのは、マッケンブリッジで、怪演ですね
えらくエキセントリックな役です
一般市民を煽動して、キッドたち4人組を脅かし、追いつめる
彼らに対して好意的なヴィエンナも巻き添えを食わせて店を焼き払う
市民たちは彼女に盲目的に従ってしまう
「赤狩り」そのものですね
ただ、クライマックスの女の決闘は、大したことないし
単純なハッピーエンドなのが肩すかし





タグ:西部劇
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太陽は光り輝く (1953)  THE SUN SHINES BRIGHT [アメリカ人のメンタリティー]

上映時間 90分 製作国 アメリカ
監督:ジョン・フォード
原作:アーヴィン・S・コッブ
脚本:ローレンス・スターリングス
撮影:アーチー・スタウト
音楽:ヴィクター・ヤング
出演
チャールズ・ウィニンガー ⇒プリースト判事、元南軍
アーリーン・ウェラン ⇒ ルーシー、町の小学校の教師
ジョン・ラッセル ⇒ アシュビー、町一番の伊達男、ルーシーに好意を持っている
ラッセル・シンプソン ⇒ レイク医師、判事の友人、ルーシーの養父
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この映画は、リメイクです
オリジナルは、1934年の「プリースト判事」だそうです
この映画が、戦後の映画とは思っていなかった
えらく古い感じの、のんきな映画です
舞台は1900年前後、南北戦争から40年後だとか
なのに、未だに南軍だ北軍だと揉めているケンタッキーの田舎町
原題は、フォスターの歌曲「ケンタッキーの我が家」の出だしですね
***
選挙つながりで、選びました
この映画の主筋は、判事選挙で、主人公の判事は判事選挙の真っ最中
選挙運動に熱心だけど、スジは通します
判事も選挙で選ぶんだなあ、アメリカは
サイドのスジが、少女暴行事件で、黒人青年が濡れ衣を着ます
バッファロー大隊のスジですね
さらに、ヒロインの出生の秘密がからみます
***
ヒーロー役は、悪相のジョン・ラッセル、「馬上の男」では悪役でしたね
「リオ・ブラボー」でも、そう
だけど、この映画では、体格の良さを生かして、健康な正義を体現していました
***
とてものんきな映画なんだけど、黒人差別問題にも取り組んでいる
だけど、やっぱり話が甘い
安心して見られる映画なんだけどね
劇中の音楽は、とても楽しい

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